私が30才を超えてからようやく投資をするようになって知ったこと、そして投資をしている人が口を揃えて言うことは「もっと若くから投資をしておけば良かった。」です。
今は私もそう思っています。
だから、もっと多くの人に知ってほしい。
「若いうちから投資はした方が良い!」という想いと共に、「投資はギャンブルである」と言う固定概念を払拭したいです。
ファイナンシャルリテラシーが私よりもはるかに高い旦那に、初心者として思った疑問を毎日バンバン突きつけています。
そもそも私は、「投資って、普通の人にはできないよね?」と思っていましたが、本を読んだり、人に聞いたり、調べたりして少しずつ理解できるようになってきました。
お金をただ持っている(貯金している)だけではなく、持っているそのお金に、さらにお金を稼いでもらうことが、投資です。
この記事はこんな方向け
- 投資についてなんとなく知っているけど全体像がわからない方
- 投資は怪しくて怖いと思っている方
- 投資をした方がいいと耳にした方
免責:以下に書かれている情報は記事作成時においての法律やルールにのっとっており、また閲覧を目的とした一般的なものです。それぞれの家庭や個人にそのまま適用するのは好ましくない場合もあります。個別ケースへの適用については、専門家にご相談ください。
投資は当たり前!のアメリカから学ぶ投資のこと【初心者向け】
- 投資の基本用語を英語で知って、仕組みを理解しよう
- お金が増える仕組みは?
- アメリカで投資をするメリット
投資の基本用語を英語で知って、仕組みを理解しよう
基本的な用語と意味をツラツラを書いても理解しがたいと思ったので、そもそも投資の仕組みを文章と図にしてみました。
投資について学ぶ際は日本語より英語の方が、実はシンプルでわかりやすいと思っています。
投資は英語で、investmentですね(投資する=invest)
※紫の矢印は、売買を表しています。
「投資をしたい!」と思ったらまずはBroker(オンラインの証券会社、ファイナンシャルアドバイザー、銀行のアドバイザーなど)からアドバイスなどを聞いたり、調べたりして、種類がたくさんあるFundの中から選んで間接的にinvestします。
直接Fundを買うこともできなくもないですが、お勧めしません。
基本的にはBrokerを通すのが主流です。
Mutual Fundとは「投資信託」と訳せます。
初心者がするべき投資は、Active Fundではなく、Index Fundです。→後ほど説明しています。
投資信託とは、端的に言うと「人まかせにできる投資」です。
どこの会社にどのくらいのお金を投資するべきなのか、いつ売っていつ買うかなどのFundの中身の運営は、実際にプロの人がやっています。
その人のことをFund Managerと呼びます。
しかしそのFundの売買をする中で、厄介なのが、手数料。
チリも積もれば山となるやつです。
Brokerさんを通してしか買えないものが多く、もちろんそこから買ったものはBrokerさんやその先にいるちっさいおっさんへ「ありがとう報酬(信託報酬や成功報酬)」として手数料をあげないといけません。
どんな時に手数料がかかるかと言うと、「買った時」と「売った時」→ Salse Load(購入手数料)・サービス料など
さらにどんな手数料がかかるかと言うと、「年間の維持費」や「年間の運営費」→ Expense Ratio
Sales Load(購入手数料)・サービス料などは、一度きりで購入の際に支払えば良いだけのものですが、実は最近では支払わなくても良いものがほとんどです!しかも、売らない限り、避けることだってできます。
よって、避けられない手数料は年間でかかるExpense Ratioです。
そのため、この「Expense Ratio」がいかに低いものを選ぶかがキーになります。
お金が増える仕組みは?
アメリカで投資するメリット
アメリカに住んでいる時点で得をしていると思います。
その理由は・・・
1. 投資に対する一般的な知識を持っている人が多いため、怪しまれない。
日本だと投資と聞くとまだまだ敬遠されがちですが、アメリカでは投資をすることがわりと当たり前の世界なため、投資をすることは良いこととされています。
2. 投資の情報が豊富。
投資をすることが良いこととされていますが、どうやってするかは大事なところ。それに対する情報は多くの人が知っていたり、ネット上に様々な情報が検索するとすぐに出てきます。
3. 圧倒的にFundが豊富。
日本のFundの本数は約5400本とされていますが、アメリカはほぼその倍あります。総資産額も日本は約97兆円に対して、アメリカは約2210兆円(2016年)と桁違いです。
4. アメリカ国外からだったらさらにかかるであろう購入手数料や為替手数料がかからない。
日本から買えるアメリカのFundもありますが、世界の経済を大きく動かすアメリカのFundをアメリカ国内で直接買えるからには、日本の証券会社を通さないため、もちろん安くなります!
5. リタイアメント口座を持つことが定着している。
会社に勤めているほとんどの人が投資用のリタイアメント口座に給料から毎回天引きされるシステムを利用することができるため、多くの人がそれを利用しています。日本の「積立NISA」や「iDeCo」はまだまだ任意なので、貯金をするだけの文化が強い日本は、給料から天引きして投資をすると言う考えがあまり定着していないように感じます。
まとめ
基本用語の中でも、特に覚えて欲しい言葉は、
- Mutual Fund
- Index Fund
- Expense Ratio
- Compound Interest
です。
そして、大事なことは、Index Fundの中でもリターン率が高く、過去の歴史があり、安定しているものを選ぶことと、Expense Ratioが極力低いものを選ぶことが投資のキーポイントです。
そして、気長に、長期的に投資をし続けることが同時に大切です。
全くもって投資の仕組みを理解していなかった私が、若い頃に知っておけばよかったな・・・と思うことばかりです。
Compound Interestは、Compoundできる期間が長ければ長いほど、お金が増える速度は早まります。
だから、みんな口を揃えて、「投資は若いうちから」って言うんですね。
なんでお金の教育をしてくれなかったんだろうか・・・と疑問に思うばかりです。
投資をすることができたら、次の天敵は「税金」です。
税金もまた、「なんでもっと早くに教えてくれなかったの!」の一つですねw
それについても今後のトピックにしていきたいと思います。