おすすめのアメリカ銀行口座【利点がいっぱいCharles Schwab】

私がロサンゼルスに来る前に開設した口座は、シティバンク(今のSMBC信託銀行)で、

ロサンゼルスに来た後に初めて開設した口座はバンク・オブ・アメリカでした。

バンク・オブ・アメリカのATMの数はアメリカで追随を許さないと聞いたので口座を開設しましたが、

友人のチェック(小切手)が盗まれ、詐欺の被害にあった際の銀行側の対応に呆れ、

結局、サービスが良いと聞いたウェルスファーゴに変更しました。

確かにサービスはよかったのですが、旦那はんにウェルスファーゴは良くない!と言われ、

我々のメインの銀行はチェイスに統一することになりました。

銀行も企業だし、人それぞれで好みがあるんですね・・・

それ以来、我が家は下記5つのアカウントを持っています。

  • Chase(Checking):日常で使うお金・Charles Schwabのバックアップ用
  • Charles Schwab(Checking/Brokerage):クレジットカードの支払い・日常で使うお金
  • First Foundation Bank(Saving):緊急用の貯金
  • Vanguard(Brokerage):リタイアメント用の証券口座
  • Fidelity(401K):リタイアメント用口座

 

今回はその中でもCharles Schwabのメリット&デメリット(注意点)をお伝えします!

Panda
Charles Schwabってなんて読むの?
Sushi
日本語読みだと「チャールズ・シュワブ」だけど、英語の発音だと、「チャールシュワッ」って聞こえるよw

アメリカでどこの銀行口座を持とうかご検討されている方の参考になれば幸いです。

ちなみに私は特にCharles Schwabの回し者でもなんでもありません!w

その前に、一点!

Charles SchwabのChecking Accountを持つには、同時にBrokerage Accountも一緒にオープンしないといけません。

Checking Account** = 普通口座
Brokerage Account = 証券口座

**Schwab Bank High Yield Investor Checking® Accountが正式名称です。

rawpixel / Pixabay

おすすめのアメリカ銀行口座【利点がいっぱいCharles Schwab】

世界中のどこのATMを使ってもチャージされた手数料は必ず返金される

小さなATMでも他の銀行ATMでも、どんなATMだろうが、だいたい1週間後には口座に返金されています。おそらくこの機能が一番の売りだと思います。今後は世界旅行をどんどんしていきたい人には特におすすめです。もし、手数料が返ってこなくても、返ってきていない旨を伝えるとちゃんと返ってきます。

月々のメンテナンス手数料一切なし

他の銀行の普通口座だと、毎月の手数料を避けるためには、最低でも1500ドルは口座に入ってないといけないことや最低10回/月はなにかしらで口座を動かしていないといけないなど、手数料を避けるための策が必要ですが、それらが一切不要!

残高がゼロでも良し

厳密には$0.01が必要ですが、口座に1ドルさえ入れておけばオッケーです。ミニマムバランスがある銀行口座はたくさんあるので、それに比べると最高!

オーバードラフトした時はペナルティなしで繋げている他の銀行口座から自動で転送されるのみ

ほとんどの銀行口座はオーバードラフトした場合、オーバードラフトしたお金の入っていない口座に、1日につき$35などのチャージをされ、かな〜り焦ります!でも繋げている他の口座からお金を勝手に転送してくれるこの機能はありがたい。しかし!繋げている口座にもお金が入っていなかった場合は要注意です。$25を1日の間に4回も取られるそうですよ。もし丸一日解決しなかったら$100取られるので気をつけて!

0.20%のAPY 

この記事を書いた当時0.20%だったAPYは、現在0.03%にまで落ちています。(2/21/2021)

2021年2月のアメリカの大手銀行のChecking口座のAPYはだいたい0.04%くらいです。それと比べると平均以下なので、APYが高いことを選ぶ基準にするのであれば、よく無いですね・・・

**APYとは、 Annual Percentage Yieldの頭文字を取ったワードで、利率のことです。日本の銀行の利率は、ほとんどが0.001%とかです。それと比べるとめちゃめちゃ良い!ちなみに、APYはアメリカの中央銀行によって変動します。

Brokerage(証券)口座も一緒に開設できる

これがメリットかどうかはわかりませんが、Checking口座を開設するときには、同時にBrokerage口座も開設しないといけないという決まりがあります。でもそのBrokerage口座にお金が入っていなくても全く大丈夫です。もっと多くの人、それから若い人にとって投資を身近にできるようにしたいという、Charles Schwabの想いでしょうね。2019年10月には、オンラインで株を買うときの手数料無し・株の一部を買うことができる(大手がやるのは業界初!?)発表もされました。

Panda
株の一部を買うことができることをFractional sharesと言うみたい!例えば、アマゾンの株を買いたいけど、一株が高すぎて買えない!と言う若者のために、用意されたようだね!

24時間365日のチャット/電話対応

全て英語にはなりますが、いつでも対応してくれるのは嬉しいですね。もちろん、営業時間に支店(約300支店あります。)に行けば対応してくれます。それってやっぱり安心に繋がりませんか?オンライン銀行しか無いところと比べて違うところは、このカスタマーサービスが充実しているところ。これは大きなメリットかと思います。

Wokandapix / Pixabay

キャッシュカードはデビットカード(VISA)機能を備えている

口座を開設すると、カードが送られてきます。キャッシュカードであり、デビットカードなので、一石二鳥カード。他のオンライン銀行でもデビットカードを提供しているところも多いですが、これも一応メリット点。

デメリット(注意点)

題名に利点がいっぱいと書いているので、デメリットを書くと言うてることとちゃう!となるかもしれないのですが、これはデメリットと言うより、注意点と思って読んでいただけると良いと思います。

口座オープンの際に、Hard Inquiryをされてしまう

なぜかクレジットスコアが下がったなぁと思ったら、Charles Schwabの口座をオープンしたからだと言うことに後から気づきました。

私の場合、記憶でしかないのですが確か10〜20スコアほど下がってしまいました。

Hard Inquiryとは、クレジットスコアを決定する6つの要因の一つであり、回数が多いとクレジットスコアが10ポイントほど一気に下がったりします。仕様がないことなので特に問題ありませんが、他にも携帯を新たに契約したり、家や車を購入したりすると同じようにHard Inquiryされるので同時期にそのようなことをするのは避けたいところですね。Hard pullとも呼ばれます。

ソーシャルセキュリティナンバー(SSN#)がないと口座が開設できない

これは学生にとってはちょっと痛いですが、残念ながらSSNが無いと口座自体開くことができません・・・ITIN(個人納税者識別番号)を持っていると口座を開くことはできそうですが、申請に結構手間を要するようです。

現金でのデポジット(入金)ができない

支店やATMを見つけても、現金そのものは入金できません。窓口に行ってもできないです。そのため、現金のために別の銀行口座を持っていることが前提かもしれませんね!なので入金する際は、チェック(小切手)か口座間の国内送金です。しかしモバイルアプリがあるので、それでサクッと写真を取ってデポジットできます!

Checking口座は海外送金が利用できない

海外送金は、Checking口座にはできませんがBrokerage(証券)口座に送金することができるので特に大きな問題ではありません。アメリカ国内送金であれば簡単にChecking口座で行えます。

支店が少ない

これも、支店が少ないからと言って大きな問題ではありません。それでも300支店ほど全米にあります。ほぼオンライン銀行のようなものなので、全ての取引はオンラインで完了することができます。そのため、24時間365日でのチャットや電話対応は必須なのでしょうね。

まとめ

いかがでしたか?

また、Charles Schwab自体は投資に力を入れていますが、「Schwab Bank High Yield Investor Checking® Account」と呼ばれるChecking口座に今回は着目してみました。

他にもたっくさん銀行があるし、利点がたくさんあるところもあるのですが、包括的に私たちが求めているものとのバランスが取れていると判断したCharles Schwabを選びました。

・カスタマーサービスが優れている

・全世界でATMの手数料無料

・レビューが多かった

・もともと旦那はんが口座を持っていた

Charles SchwabのChecking口座のみを持つことはお勧めしませんが、素敵な利点がたくさんあるのでお勧めです!

なのでCharles Schwabの口座はこんな人にオススメ!

・海外旅行をたくさんしたい人

・信頼やサービスが大事だと思っている人

・手数料などが面倒臭い人

・投資をしてみたい人(リサーチ力が高く、情報量に優れているため、信頼や満足度が高い。また、お客様満足度への保証もされています。)

アメリカの経済によって色々と変わる銀行の利率ですが、どれを選んでも、日本の銀行口座の利率よりはるかに高いです。

これが正しい!と言う正解は無いので、色々と比べて見ると良いですね。

私ももう少しわかりやすい表を今後は作りたいと思います!

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