実は損しているかも!?アメリカで交渉するべきお金【節約ワザ】
アメリカに来て何もわからないうちは、いろんなことにお金がかかり、
しかも「聞いた値段」をそのまま支払っていることがよくありました。
いや、日本だとそれって普通のことなんですが・・・
しか〜し!アメリカでは、ほとんどが交渉可能って知っていましたか?
日本人の感覚からすると、信じられないようなものでも交渉可能です。
人口も多くITが進んでいるアメリカでは、企業や機関で「なんでもシステム化」はされているものの、
まだまだ「管理」が末端まで行き届いておらず、結局最後は人間です。
なので、最終的に人間と話すことさえできれば、アメリカにも「人情」が存在します。
ルールでガッチガチに縛られた日本人よりも、実は交渉しやすいです。
マネーオーダー(銀行振り込み用小切手)の発行手数料を交渉
グーグル広告から勝手に請求されたお金を交渉
ジムの会員費用を値下げ交渉
請求された銀行口座の維持手数料を返金交渉
洋服や靴などの値段交渉
他にも交渉できるのは、
- 車
- 修理代
- クレジットカードの年会費
- Wi-Fiの値段
- パーキング違反のチケットやスピード違反のチケット
- 教育費
- レント
- 保険
- 電化製品
など、言い出したらキリがないほどあります。
最初は「交渉するのは良くない」と思っていた
私が交渉してきたものの中でも、交渉することで罪悪感を感じたものが、
「銀行口座の維持手数料の返金」でした。
なぜなら、私の不注意でチャージされてしまったからです。
ウェルスファーゴで口座を維持しないといけない最低金額は、1500ドルだと思っていたところ、
実は2000ドルだったため、12ドルの手数料がチャージされているのに気づきました。
しかも知らないまま数ヶ月。
そうなんです、私の不注意なんです。
それを旦那に相談すると、「ウェルスファーゴは君に返金をするべきだ!チャージされるべきでないお金だから今すぐ電話しなさい!」と言われました。
返金をするべき理由を聞くと、「ロイヤルカスタマーだから」だそう。
「はぁ・・・?」
ロイヤルカスタマーとは、長〜いお付き合いのお客様であるということ。
アメリカでは、「長いお付き合いのお客様は大事にするもの」という概念が強いため、
ロイヤルカスタマーには、時に「例外」が通じます。
それにより、2回目の電話でお金を返金してもらうことができました。
日本だと、私的な理由や不注意で請求されたものには、「ああ、チャージされてしまったな、次回から気をつけよう」と思うのが普通だったのですが、
なんだか常識を変えられた出来事でした。
最終的にカスタマーサービスに伝えたことは、「ロイヤルカスタマーであること」と「本気で知らなかったから例外として返金して欲しい」ですw
ウェルスファーゴからしたら「お客様を失うこと」や「悪いレビューが広がること」を避けて、そのような対応をしているケースが多いです。
電話で交渉!その流れとは?
グーグル広告についてはチャットでやりとりしましたが、電話の方が直接話すため、よりスムーズです。
自分の不注意でチャージされた、銀行口座の維持手数料を取り返す流れ
1 銀行のカスタマーサービスに電話し、維持費をチャージされた旨を伝える。
2 〇年間、〇〇銀行のカスタマーである旨を伝える。
例1:I have been a customer of Wells Fargo for 5 years. I’ve always maintained my account well.
例2:I have been a loyal customer since 2016… I would like to get my fee waived.
3 「残念ですが、チャージするまでに2ヶ月の猶予を与えていますので、返金できません」と、最初は必ず断られます。
4 「わかっているのだが、〇年間もお客様やってるんだけど、今までもチャージされて来なかった」と改めて伝えます。
5 「残念ですが・・・」がつづきますが、それでも同じ返答をします。
6 「マネージャーと話をさせて欲しい」旨を伝えます。
7 すると「かしこまりました。」と上層部とつなげてくれます。
この上層部につながった時が、ほぼ交渉成立と言っていいでしょう!
8 上層部の人にも同じ事情を話すと、「わかりました、それでは返金しましょう」とわりとすぐに返答されます。
9 返金されているかどうか、銀行口座を確認。
まとめ
電話では言いづらい場合は、最近はチャットもあるので良いですね!
チャットも丁寧に対応してくれるので、私もよく利用しています。
もし、交渉することに強く罪悪感を感じるのであれば、やる必要はないですが、
交渉することでお金が返ってくる可能性は大いにあります!
「ん?なんだこのチャージは!?」と思った際は、すぐに引き下がらず、頑張ってみてください。
頑張るポイント
- 長いお付き合いであることを伝える!
- 最初は必ず断られるが、2回はネバる!
- 最後の最後の切り札は、解約しようと考えている旨を伝える!
- Waive:撤回する・見逃す
- Loyal customer:長いお付き合いのカスタマー