- 最初にどのクレジットカードを持つか迷っている方
- 駐在員・駐在妻の方
- 合法で働ける方
- ソーシャルセキュリティーナンバー(マイナンバーのようなもの)が無い方
免責:以下に書かれている情報は記事作成時においての法律やルールにのっとっており、また閲覧を目的とした一般的なものです。それぞれの家庭や個人にそのまま適用するのは好ましくない場合もあります。個別ケースへの適用については、専門家にご相談ください。また、この記事で紹介しているクレジットカードとアフィリエイトはしておりません。
アメリカで初めてクレジットカードを持つならどれがいい?
リストを拝見される前に、ちょっと豆知識を入れておくと良いです!
APRとは
Late Paymentとは
デポジットとは
初めての人用に特化している「Secured Mastercard from Capital One」
年会費 | $0 |
海外手数料 | $0 |
APR | 26.99% |
Late Payment | $39まで |
最初の限度額 | $200 |
デポジット | $49、$99、$200から選べる |
特典 | 特になし |
SSN要か | 要 |
私も最初に検討しました、このカード。
クレジットヒストリーは一切いりません。
しかし、APRがかなり高めです!
限度額は、デポジットが49ドルでも200ドルでも最初は200ドル。
そこから1000ドルほどまで、時間と支払い履歴によって上がるそうですが、500ドルからなかなか上がらないという話も聞きます。
また、デポジットは5回連続で期日通りに支払っていると、自動的に「Capital One Platinum」へアップグレードされ、デポジットも返って来るようです。
他のカードと比べると特典が全くないため、かなりシンプルな初心者用カードです。
>>Secured Marstercard from Capital Oneを検討してみる
いろんな手数料を避けたいなら「Petal Visa Credit Card」
年会費 | $0 |
海外手数料 | $0 |
APR | 12.99〜23.99% |
Late Payment | $0 |
最初の限度額 | $500($10,000まで上げられる) |
デポジット | なし |
特典 | 全てのお買い物1%キャッシュバック
6ヶ月後(期日厳守) → 1.25% 12ヶ月後(期日厳守) → 1.5% |
SSN要か | 要 |
2%キャッシュバック機能がうれしい「Discover it Secured」
年会費 | $0 |
海外手数料 | $0 |
APR | 22.99% |
Late Payment | 1回目はなし。それ以降は$49まで |
最初の限度額 | $200 |
デポジット | $200〜$500 |
特典 | ガソリン&レストランは2%キャッシュバック(3ヶ月で$1,000まで)
それ以外は1%キャッシュバック |
SSN要か | 要 |
私はこのカードを最初に持ちました!
このカードの良いところはやっぱり2%のキャッシュバック。
レストランとは、ファストフードやカフェなども含まれます。
ガソリンもロサンゼルスでは、けっこうな頻度で入れていたので助かりました。
さらに嬉しいことに、初年度は稼いだキャッシュバックと同額をもらえます。
例えば、初年度で100ドルのキャッシュバックを稼ぐと、タダで100ドルくれるというシステム!
また、Amazonクレジットにも還元可能。
しかも、支払いをきちんと期日に返していると、6ヶ月経ったら限度額も200ドルから一気に2500ドルまで上がりました。
ちゃんとデポジットも8ヶ月後くらいに勝手に小切手(チェック)として返ってきました。
ただ、Discoverを取り扱っていないお店もあるので要注意です!
ANAをよく利用するなら「ANA CARD USA」
年会費 | $70 |
海外手数料 | 3% |
APR | 17.99% |
Late Payment | $39まで |
最初の限度額 | 人によりけり |
デポジット | なし |
特典 | $1=1マイル
初回のみ、なにか購入で5,000マイルボーナス ANA機内販売10%オフなど特典は多い |
SSN要か | 不要 |
SSNがなくても申請ができます。
SSNが無いままカードを利用して得たクレジット利用履歴は残るため、SSNをゲットしたら、過去6ヶ月の記録を元にクレジットスコアが発行されるそうです。
初回購入のみ5,000マイルボーナスはうれしい特典ですが、70ドルの年会費はちょっと高い。
今後、他のカードをもつことも考えると、最初から年会費のかかるカードは避けたいところです。
しかし、ANAをよく利用される方にとっては、マイルがたまったり、ブロンズステータスへの入会緩和があるお得なカードかもしれません。
海外手数料が3%かかるのも残念ですが、日本のクレジットカードも一緒に所持しているのであれば問題無いですね!
ちなみに、アメリカにて銀行口座を開設することは必須です。
支払いがアメリカの銀行口座からの引き落としになるためです。
カスタマーセンターも24時間、日本語で対応してくれます。
JALをよく利用するなら「JAL USA CARD」
年会費 | $20(Basic)
$70(Premium) |
海外手数料 | 3% |
APR | 17.99% |
Late Payment | $39まで |
最初の限度額 | 人によりけり |
デポジット | なし |
特典 | $2=1マイル(Basic)
$1=1マイル(Premium) 初回国際線利用で5,000マイルボーナス JAL機内販売10%オフ 区間マイルごとに10%ボーナス加算 |
SSN要か | 不要 |
こちらもSSNがなくても申請できます。
SSNが無いままカードを利用して得たクレジット利用履歴は残るため、SSNをゲットしたら、過去6ヶ月の記録を元にクレジットスコアが発行されるそうです。
年会費がこれまた、かかります。
カードには2種類あり、ベーシックは20ドル、プレミアムは70ドル。
海外手数料も3%かかります。
ANAのカードと比較しましたが、ANAはステータスのシステムを採用しているため、ステータスによって区間マイルの計算の仕方が大きく変わります。
その点、JALは一律でこのカードを持っている人は区間マイル10%のボーナスがもらえます。
ANAもJALも発行先のクレジットカード会社は同じなので、APRやLate Paymentは全く同じ。
しかし、マイルの計算方法や特典が異なるので要確認です。
SSNも年会費も要らない「Premio Card」
年会費 | Premio Card:$0
Premio Plus Card:初年度$0、その後$50 |
海外手数料 | $0 |
APR | 17.99% |
Late Payment | $39まで |
最初の限度額 | 人によりけり |
デポジット | なし |
特典 | なし(Premio Card)
1%キャッシュバック(Premio Plus Card) 1年以内に20,000ドル利用で5,000ポイントボーナス(Premio Plus Card) |
SSN要か | 不要 |
こちらもSSNがなくても申請できます。
SSNが無いままカードを利用して得たクレジット利用履歴は残るため、SSNをゲットしたら、過去6ヶ月の記録を元にクレジットスコアが発行されるそうです。
発行先クレジットカード会社はANAとJALと同じのため、APRやLate paymentも全く同じです。
しかし、このカードには海外手数料がありません。
よって、日本のクレジットカードを維持していない方には良いと思います。
Premio CardとPremio Plus Cardの2種類あります。
Premio Cardには何も特典がありませんが、Premio Plus Cardには特典が付いています。
1%のキャッシュバックや、ボーナスとして1年間に20,000ドル以上利用すると5,000ポイント($50相当)をボーナスでもらえます。
それらポイントは、2500ポイントごとに$25へ換金できます。
しかしポイントの有効期限が3年であることをお忘れなく。
カスタマーセンターも24時間、日本語で対応してくれます。
まとめ
全てのカードに共通していることは、クレジットヒストリーがなくても持つことができることです。
1枚目のクレジットカードでクレジットヒストリーが構築できたら、2枚目以降は簡単です!
なので、1枚目でしっかり期日に返して土台を作ることが大切です。
前半の3枚は、アメリカの会社が運営しているのでカスタマーサービスも全て英語になり、SSNが必要になります。
後半の3枚は、日本の会社が運営しているためカスタマーサービスは日本語で、SSNは必要ではありません。(のちにSSNを提出することでクレジットスコアの構築に役立ちます。)
また、後半3枚の会社に直接電話し限度額について聞きましたが、3社ともに「それはお客様の収入などによって変わりますのでお答えできません。」とのことでした・・・
私個人的に、おすすめのカードは2%のキャッシュバックがついているDiscover it Securedです!
初年度にはキャッシュバックと同額をプレゼントしてくれるのは、嬉しい特典。
Petal Visaは、実際に利用している人がまだ居ないくらい新しいので、今後に期待です。
今後アメリカのクレジットカードを増やしていくと同時に、年会費が積み重なるのはできるだけ避けたいため、私はいつも「年会費がない」というポイントはカードを選ぶ際に大きな基準となっています。
その点、ANAやJALのカードは選ぶポイントとしては下がってしまいます。
2枚目以降にもつカードとして、トラベルの特典が多いアメリカのクレジットカードもたくさんあります。
人によっては日本とアメリカの行き来はANAやJALがいい!という方もおられると思います。
その場合は、SSNも必要が無いANAやJALのカードはとても良いカードですね!
ITINという個人用納税番号を取得すればSSNがなくても申請できるクレジットカードもあります。
しかし実際のところ、個人的にITINを取得できるかどうかは、納税目的でない限り申請してみないとわからないため、人によります。
「ITINの申請もしたくない!でもどうしてもクレジットカードが欲しい!」という方には、Bank of Americaが発行するSecured Credit CardやCash Advance、Travelのカードであれば、直接Bank of Americaの支店で申請可能だそうです!
私の友人もSSNがないにも関わらず、「パスポート」や「日本のクレジットカード」などがあれば申請できるとはっきり言われていたので一度、支店を訪ねてみると良いかもしれません。