早期リタイアを目指す方に伝えたい!【FIという新たな考え方】

このブログの名前にも含まれている「FI」「エフアイ」と読みます。

私の紹介文にも書いていますが、ブログ名「Make Miso FI」は「メイクミソファイ」と読みます。

「FI」と言うワードは、時によって、「エフアイ」や「ファイ」と呼ばれるようです。

「Make me so FI」と言う意味なのですが、直訳すると「私をとてもFIにする」です。

それだけ聞くとなんだか変ですねw

私は日本人なので、「me so」の部分を「みそ」に変えました。

私も最初に「FI」と言う言葉を聞いた時は、「は?なにそれ?」となりました。

しかし、そんな私もブログにまで名前をつけるまでに至りました。

その経緯も含めて、今日はブログとして記事にしました。

早期リタイアを目指す方に伝えたい!【FIという新たな考え方】

rawpixel / Pixabay

FIとは、Financial Independence(ファイナンシャル インデペンデンス)の略であり、

そのまま訳すと「経済的独立」と言う意味ですが、昨今アメリカでミレニアル世代を中心に

浸透してきている「①コンセプト」であると同時に、言葉通り「②経済的に独立すること」です。

よって、「FIやってます」や「FIを目指しています」という言い方ができると思います。

ミレニアル世代とは、ジェネレーションYとも呼ばれ、一般的に1981〜1996年の間に生まれた人のことを言います。
私の予想ですが、高度経済成長期を経験しているベイビーブームの時代から生まれた子供たちの多くが今、
ミレニアル世代で、その子供たちはリーマンショックを目の当たりにし、不況の時代に就職活動を
していました。そのことにより、私たちは国や政府に頼っていられない!自分の将来を守るのは、
自分しかいない!と言う考えが自然と生まれ、FIと言う考えが浸透したのかな?と思います。
上記は私の認識ですが、人によっても様々な認識の仕方がまだまだあるFIです!

日本とは文化もルールも物価も違うアメリカなので、日本でも適用できるかは私自身、

勉強しているところです。

① コンセプト

コンセプトなので、FIにはいくつかの意味が含まれており、単なる「経済的独立」ではなく、

どちらかと言うと、「FIというライフスタイル」と言った方が私にはしっくりきます。

どんなコンセプトのライフスタイルかと言うと、

【節約】

あたなにとって生活をする上で、必要なもの、そして価値を感じるものがすでに手に入っているのであれば、それ以上のモノを購入しない。

【投資】

そして、それで使わなかったお金は、投資アカウントに貯金をする。

この2点を実際に意識しながら生活しているのであれば、FIをしていると言えると思います。

② 経済的に独立すること

言葉通り、Financial Independenceになった状態が、「経済的独立」です。

月々にかかる全ての費用 ✖️ 12ヶ月 ✖️ 25 = 目指す純資産
この「目指す純資産」に到達したら、「経済的独立」と言われています。

経済的独立をしたら、仕事をリタイアするかしないかを選択することができると言われ、

アメリカでは若くして*早期退職をしている人が増えています。

*経済的独立をして、早期退職することをFIREFinancially Independent, Retire Earlyの略)と言い、FIRE movementとも呼ばれています。

そのFIREムーブメントについても記事にしています!

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トリニティスタディ(Trinity Study)
上の計算式にある「25」と言う数字は、どこからきてんねん!となると思うのですが、
色々と過去のデータから計算された数字で、25倍のルールと呼ばれます。

最終的に目指す純資産に到達したら、あとはその投資したお金から年間で純資産の4%の金額を引き出し、

そのお金で生活をやりくりをします。

それを4%ルールと呼ばれ、またの名を「トリニティスタディ」と言います。

トリニティスタディについては英語ですが、フォーブスの記事にも書かれています。

ながーーい目で投資されたお金を見ると、平均的に年間6〜9%は数字が伸びている長い歴史のデータがあります。
よって、4%の引き出し額はSafe Withdrawal Rate(SWR)と言われ、安全内であり保守的な数字であるとされています。

4%を引き出した後でも残りのお金が、さらに投資し続けてくれます。

今のところ、「25倍のルール」と「4%ルール」を守れば、

その後30年はお金が尽きることが無いと言われています。

お金が尽きることが無い理由はコンパウンドインタレスト(Compound interest)の仕組みを知っているとよくわかります。
コンパウンドインタレスト(Compound interest)とは?
複利のことです。元金についた利子に、さらに利子がつくことです。長い期間で見ると、この複利の力はかなり大きいものとなります。かの有名なアルバート・アインシュタインも「Compound interest is the 8th wonder of the world」(コンパウンドインタレストは世界の8つ目の不思議)だと述べています。

実際に数字を出してみよう!

この計算をするに当たって、自分自身の毎月の費用を知ることが、とても重要になので、

まずは毎月の全ての支出がいくらなのか出します。

私たち夫婦2人で、家計簿を半年つけ続け、我々の毎月の出費はだいたい3500ドルくらいだとわかりました。

※ロサンゼルスの物価が高騰しており、結婚式も控えていたため、少し出費が多いです。

月々にかかる全ての費用 ✖️ 12ヶ月 ✖️ 25 = 目指す純資産
今の環境を続けた場合 3500ドル ✖️ 12ヶ月 ✖️ 25 = 1,050,000ドル(約1億2600万円)
出費が増えた場合 5000ドル ✖️ 12ヶ月 ✖️ 25 = 1,500,000ドル(約1億8000万円)
※もしかしたら、私たちの間に子どもができるかもしれないことや車を買い換えたりすることや不動産購入を考えると、月々3500ドルでの生活は更に難しくなるかもしれないので、今後、月々にかかるであろう費用を5000ドルの例も出して、計算してみました。
目指す純資産は、今置かれている環境や状況によって人それぞれだと思います。
目指す純資産から4%の額をそれぞれ計算すると・・・
純資産 4%ルール 年間で使える金額
今の環境を続けた場合 1,050,000ドル 4% 42,000ドル(約441万円)
出費が増えた場合 1,500,000ドル 4% 60,000ドル(約630万円)

年間で使える金額を12ヶ月で割ると・・・

年間で使える金額 1ヶ月で使える金額
今の環境が続いた場合 42,000ドル(約441万円) 3,500ドル(約36万7500円)
出費が増えた場合 60,000ドル(約630万円) 5,000ドル(約52万5000円)

結局、最初に設定した「月々にかかる全ての費用」に戻ってくる計算になります。

日本の生活から考えると、全体的に少々高い金額のように思うのですが、ロサンゼルスの物価が
すごいスピードで高騰しているため、5,000ドルと言う数字はもはや普通の金額になってきているような気がします。
ミカちん
トホホ・・・

FIをおすすめする理由3つ

  1. 自分にとって本当に大切なものが見えてくる。

  2. 働くか、働かないかが選択できる。

  3. 2019年6月に日本の金融庁から公表された報告書の中でも節約投資するべきと記されている。

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① 自分にとって本当に大切なものが見えてくる。

人生を過ごすに当たって、あなたにとって本当に大切にしたいもの、価値のあるものってなんですか?

と聞かれると、どう答えますか?

旅行、美味しいご飯、それを共にできる家族や友人との時間、経験、教育、仕事、住むところ、洋服、車、カバン、靴などなど、色々あると思います。

私の場合、本当に大切にしたいもの、価値のあるものを選ぶなら、

「旅行、美味しいご飯、それを共にできる家族や友人との時間、経験、教育、何かに没頭できる時間」です。

美味しいご飯以外は、目に見えないものである「時間」が無いと得られないものです。

私にとって美味しいご飯は欠かせないものなので・・・w

仕事は世の中にとって自分が必要とされている、認められていると言う感覚を得ることができるのですが、

それが自分にとって本当に大切かどうかを考えると違うかもしれないと思ったので選択しませんでした。

最終的にどんなことをしていようが、時間に余裕が無いと、精神的にしんどくなりませんか?

自分の中で物事の優先順位をつけることで、どこにお金をかけて、

どこにお金をかけないべきかの区別ができるようになりました。

その結果、何かを購入するときは、毎回本当に必要なものなのかどうかをきちんと判断するようになりました。

すると、使わなくてもよかったお金が意外とあることに気づき、本当にお金をかけたいものに、

お金を使うようになります。

② 働くか、働かないかが選択できる

これは私自身がまだ、経験していない部分ですが、すでにFIになった人(経済的独立を果たした人)

の中には、ゆっくりとしたスローライフを送っている人たち、旅をし続けている人たちが実際にいます。

そのような生活をしている人に、アメリカで実際に会ったりもしました。

もちろん、ブログを書いている人、ポッドキャストをやっている人がいますので、彼らの経験から学ぶ方法はたくさんあります。

英語のブログやポッドキャストですが、ChooseFIMr.MoneyMustache

Afford Anythingなどは特に有名です。

24才で早期退職した有名な人は、1992年にベストセラーになった

「Your Money or Your Life」の著者であるVicki Robinさんです。現在72才の方です。

VIckiさんは、旅先で出会った友人であり、元ウォール・ストリートのファイナンシャルアナリストだった

Joe Dominguezさんが31才で早期退職したことをきっかけに、なぜそんなに早くに退職できたのか?

を解いてきた人です。

言わば、FIはVickiさんとJoeさんから始まったと言っても過言ではないと思います。

目指していた純資産に到達したとしても、そのまま働き続けてどんどん資産を増やして行っても良いし、

または、働かずに好きなことができる旅行ができるような時間をもっと作ってもいいし・・・

私にとっては、そんな生活ができたら良いなと思っているので、夫婦でFIを目指しています。

③ 2019年6月に日本の金融庁から公表された報告書の中でも節約投資するべきと記されている。

なんだか難しそうな話に聞こえるのですが、端的に言うと、

これからは多分みんなにお金を渡すのは難しいから、国を頼るんじゃなくて、老後のために自分で努力してお金用意しといてねー!
と言う内容でした。
おいおい、年金はどうした?
前々から年金はもう十分もらえないことはわかっていましたが・・・
本当の本当に危機状態にきてるようですね。
「人生100年時代」と呼ばれる、少子化高齢社会に向けて、日本はどうにか対応していこうとしているところです。
実際の報告書はこちらです。
働いている間は、将来の長寿化に対応するため、長期・積立・分散投資など、少額からでも資産形成の行動を起こす期間である。
老後の生活も満足できるものとなるよう、早い時期からの資産形成の有効性を認識する。
などと書かれています。
日本はすでに国をあげて「長期・積立・分散投資」を早い段階からすることを勧めています。
それが「つみたてNISA」「iDeCo(イデコ)」だそうですが、
アメリカのように401(k)がもっと当たり前のようなシステムになったらいいですね!
とにかく、自分の将来は自分で守らないと老後が満足できないことになるなんていう心配が
新たに出てきたため、「節約をして、投資をする」は必須の時代がやってきました。

FI(FIRE)に対する反論もあります

  1. 節制生活が辛くなる

  2. アメリカの有名ファイナンシャルプランナーのFIREに対する反論

StockSnap / Pixabay

① 節制生活が辛くなる

もともとお金を日頃からよく使う浪費家の人がいきなり買い物を減らすと、

買いたいものが買えない = 我慢しないといけない = 貧乏のように感じる

なんだか無理を強いられているかのように感じてしまい、結局続かなくなる。

そのように普段からお金を消費する癖のある人にとっては、相当な覚悟が必要かもしれません。

実はそれ、私も実際に感じたことでした。

もともと買い物をすることが大好きだったので、消費癖がありました。

また、貯金をして、投資に回すなんてアイデアも全くありませんでした。

私が特に辛かったのは、毎日買っていたコーヒーとよく買っていた洋服。

毎日好きなカフェに行って、5ドルくらいするカプチーノかラテを飲み、

2ヶ月に一回くらいの頻度で大好きなUrban Outfittersで洋服を買い、

食費は一人で800ドルくらい(9万6000円)毎月かけていることもありました。

そんな生活から一転。

アメリカの離婚原因のほとんどが、金銭問題だと言われています。

それはアメリカ人も重々理解しているところですが、それでも離婚が絶えないため、

旦那さんの「それだけはしたくない!」と言う想いから、金銭管理はしっかりと夫婦で話し合って決めて行きたいとのことでした。

それもあり、家計簿をつけ、月々に使える予算を決めてその中で生活をする「節制生活」を余儀なくされましたが、時間をかけてじっくり話し合いをすることで、私もゆっくりと理解できるようになりました。

毎日買っていたコーヒー → 毎朝家でドリップコーヒー

カプチーノやラテがどうしても飲みたい時だけ、買うスタイルに変えました。そしたら毎月のコーヒー代(約120ドル)は、10〜20ドルほどになりました。

2ヶ月に1回は買っていた洋服 → 1年に1回ほどの頻度に

全ての服を整理。本当にいつも着ている服が限られていることに気づきました。

また、「常に何かを買いたい」と言うモノに対する執着を減らしました。

自分に何が必要で、何が必要でないのかをしっかり見極めることさえ苦にならなければ、

節制生活にマインドをシフトしていくことは難しくないはずです。

② アメリカの有名ファイナンシャルプランナーのFIREに対する反論

アメリカで有名なファイナンシャルプランナーで、多くの書籍や自身のテレビ番組なども持っていたSuze Orman(スーズ・オーマン)からは、FIRE(Financially Independent, Retire Early=早期退職)を志す若者に喝を入れるような強い反論が来ているのも事実です。

純資産が、たかが2ミリオンや3ミリオン(約2億円〜3億円)に到達し早期退職したところで、老後を生きるためには全く足りない額です。10ミリオン(約10億円)くらい無いと、老後は満足にやっていけない。

と言う、長年ファイナンシャルプランンナーとしてやってきた経験者の言葉です。

そんな彼女は現在68才。

3年前に定年退職をし、純資産はなんと50ミリオン(約50億円)と言われています。

Panda
け、桁が違う・・・

彼女本人の母親の看病でかかった医療費は月に日本円で約360万円ほどで、7年間の間に支払った額は2.5ミリオンだそうです。

人生には何が起きるかわからないから、何かが起きた時に向けて十分なお金を蓄えておかなければ後々、かなりしんどい人生を送らないといけなくなる。特にFIRE(Financially Independent, Retire Early)と言う考え方は本当に嫌いだわ!

とポッドキャスト「Afford Anything」のホストであるPaula Pantとのインタビューで述べています。

Suzeが持っている純資産「50ミリオン(約50億円)」と比べると、前途で述べた、私たち夫婦2人が10年後に目指す純資産の額「1.5ミリオン(約1.5億円)」は、相当少ないです。

しかし、10ミリオン、20ミリオン、30ミリオンなど、高額な純資産がある人たちは、果たしてアメリカにどのくらいいるの?と言う疑問が湧きます。

正しい数値が出ている分析データはなかなかないのですが、2.5ミリオンの純資産があれば、

アメリカにおいてトップ5%の裕福な世帯だと見なされ、わずか1%以下の人が純資産10ミリオン以上です。

そもそもアメリカの定年退職時の純資産の中央値は、1ミリオンにも達していないと言うデータが出ています。

しかしSuzeさんの意見をまとめると、「FI」に対しての反論ではなく、「FIRE」に対する反論であることが理解できました。

早期退職をしてから、その後30年も収入無しでお金は保てない!がSuzeさんの意見です。

まとめ

前途しました「コンパウンドインタレスト(複利)」は、すごい力だと思っていますし、

日本政府も国をあげてアメリカのように複利の力を利用した「つみたてNISA」などを2018年から

始めている事実があります。

Suzeさんの言う通り、老後を満足に生きていける純資産が十分無い限り、早期退職は難しいと思っていますが、

それでもこれからの時代、FIのベーシックな考え方である「節約」「長期投資」は欠かせないものと思います。

私が48才、旦那が45才になった時に我々夫婦の純資産は1.5ミリオンになる計算をしています。

その時に、世界がどうなっているか、我々の体が健康であるかどうかはわかりませんが、

変わらないであろうと思っていることは、節約投資です。

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