初心者のなにが悪い!インデックス投資を今から知ろう!inアメリカ
インデックス投資とは?
もう「インデックス」という言葉だけで最初は頭がいっぱいでしたよ私は・・・
インデックス = 株価指標
ニュースでよくある「今日の日経平均株価は値下がって、〇〇円になりました」など言っている時に出る、あのごちゃごちゃしたグラフです。
こういうやつです↓↓
これらの指標は他にも、たくさんありますね。
S&P500やダウ平均などは聞いたことがありますか?
それらの株価指標と同じ値動きをするものがインデックス投資と言います。
インデックス投資がおすすめの理由5つ
- シンプルである
- 分散投資されている
- 手数料が低い
- ほぼ放置でよい
- プロも勧める投資方法
シンプルである
日本人の投資に対するイメージは「投資は危ない」が多いと思います。
それはシンプルじゃないから。
日本の投資のイメージは、トレーダーのようにいつも株価をチェックして、売るタイミングや買うタイミングを見計らって、銘柄を決めて取引をしなければいけないというイメージが強いと思います。
しかしインデックス投資は、いろんな企業に分散投資されるから、自分で株を選んで操作する必要なし!
シンプル!
分散投資されている
分散投資ってなんぞや!?
Facebookの株を買いたい。Appleの株を買いたい。Googleの株を買いたい。Amazonの株を買いたい。
それら全部1株ずつ買おうと思ったら、現時点だと3500ドルくらいします。
それを「株価が下がっているラッキー!」と思って買った人が、株価がもっと下がって不安になって売ってしまい、結局買った値段より安い値段で売ってしまいます。
それが個別の株投資です。それで失敗する人がたくさんいます。
しかし、それらの株を少しずつ買って、儲かった分を少しだけ分けてもらえるなら、その方がよくないですか?
インデックス投資は、S&P500やダウ平均と同じような動きをします。
ということは、S&P500やダウ平均に含まれる企業たち全てがインデックス投資の対象になります。
例えば、S&P500にはどんな企業・会社が含まれていると思いますか?
Microsoft, Google, Apple, Amazon, Facebookなどなど、そうそうたる大手企業です。それらアメリカのトップ企業500社が含まれています。
よって、S&P500の株価指標を追っかけている(ベンチマークしている)インデックス投資を選ぶと、勝手にそれらアメリカの企業500社に分散投資されていることになります。
手数料が低い
数あるインデックス投資の中でも、何を選ぶべきか。
ズバリ、手数料ができるだけ低いインデックス投資。
例えばインデックス投資の中には、こんなのがあります。
- Vanguard Total Stock Market Index Fund (VTSAX)
- Schwab S&P500 Index (SWPPX)
- Fidelity Total Market Index Fund (FSKAX)
- Vanguard S&P500 Index (VFIAX)
- Schwab Total Stock Market Index Fund (SWTSX)
- Fidelity ZERO Large-cap Index Fund (FNILX)
など。他にも色々ありますよ!
どれも下記のどれかの株価指標をベンチマークしています。
- S&P500(約500社)
- Dow Jones U.S.total stock market (約3400社)
- CRSP U.S. total stock market (約3600社)
キーポイントは、ベンチマークしている株価指標がTotal Stock Martketであるかどうかです。
Total=トータル というだけあって、世界を動かす多種多様なアメリカ企業のトップ企業たちの株価指標です。
要するに選ぶべきインデックス投資は、多種多様な株価指標を追っかけているインデックス投資だったらぶっちゃけどれでも良い。
ただ!選ぶ際には、Expense Ratio=手数料に注意。
インデックス投資は長期投資を目的としているので、20年や30年でお金が増えていくとその手数料は莫大なものになるのでできるだけ低い方が良いでしょう。
商品名 | Expense Ratio |
Vanguard Total Stock Market Index Fund (VTSAX) | 0.04% |
Schwab S&P500 Index (SWPPX) | 0.02% |
Fidelity Total Market Index Fund (FSKAX) | 0.015% |
Vanguard S&P500 Index (VFIAX) | 0.04% |
Schwab Total Stock Market Index Fund (SWTSX) | 0.03% |
上記のExpense Ratioは全て低い方ですが、アドバイザーやマネージャーを雇ったりすると1〜3%の手数料を取られたりします。
それは短期だと良いかもしれませんが、長期で考えると1〜3%は莫大な金額になります。
ほぼ放置で良い
インデックス投資は放置すればするほど良い結果が得られると言います。
インデックス投資の反対は、アクティブ投資です。
インデックス投資 ⇔ アクティブ投資
アクティブ投資は、株の銘柄をピックして、タイミングを見計らって売り買いをするマネージャーが存在します。
なのでその人とのコミュニケーションはもちろん、もっと投資に首を突っ込んでいかないといけませんし、手数料も高いです。
もちろん、そちらの方がフレキシブルで面白みはあると思うので、「投資が好きな人」には向いていると思います。
しかしそういう管理が面倒臭い人にはインデックス投資です。
実際には、売ったり買ったりすることでごちゃごちゃになって、結局管理するのに苦労をしたにも関わらず、それでも放置していたインデックス投資に勝てない場合が多いようです。
不景気にさしかかった今の世の中でも、我が家もインデックス投資をしていますが、ほぼタッチしていません。
プロも勧める投資方法
そもそも、1975年にインデックス投資を生み出した人が創設した会社がVanguard社です。
生み出したのはジャック・ボーグル(ジョン・ボーグルとも呼ばれる)です。
その伝説のジャック・ボーグルが残した言葉にこんな言葉があります。
Simply buy … a total stock market index fund. Then, once you have bought your stocks, get out of the casino—and stay-out!
— John C. Bogle
【日本語】シンプルにTotal Stock Marketのインデックス投資を買うだけ。そしてそのカジノから出ちゃうだけ。そしてそのまま外にいること!
Owning the stock market over the long term is a winner’s game, but attempting to beat the market is a loser’s game.
— John C. Bogle
【日本語】Stock Marketを長期的に所有することは勝ちのゲームだけど、Marketを打ち負かそうとするのは負けのゲームである。
また、伝説の投資家であるウォーレン・バフェットもインデックス投資を勧めています。
My advice… could not be more simple: Put 10% of the cash in short-term government bonds and 90% in a very low-cost S&P 500 index fund. (I suggest Vanguard’s.) I believe the trust’s long-term results from this policy will be superior to those attained by most investors—whether pension funds, institutions or individuals—who employ high-fee managers.
— Warren Buffet
【日本語】私のアドバイスはシンプル以上の何もでもありません。10%を短期国債へ、90%を低コストのS&P500のインデックス投資に入れる。(私はバンガードをおすすめします。)それにより、高額で雇っているマネージャーをもつ投資家(年金基金、機関投資家、個人投資家など)が達成する結果よりも、長期的な結果は優れていると思います。
まとめ
初心者で投資がわからないからこそ、インデックス投資をオススメします。
しかしその素人の投資方法が、長期的に見ると良い結果を導くと思います。
手間がかからず、低コストで少ない資金からでも始められる、素敵な投資です。
投資は危ないものでも、ややこしいものではなく、生活を豊かにしてくれるシンプルなものです。
インデックス投資はExpense Ratioが低いものを選ぶべし!!